ストップ高とストップ安 
制限値幅は、株価ごとに決まりますね。
そして、それは前日の終値で決まるという事も、制限値幅の所で勉強しました。
それは、同じ500円の差でも、1000円の株にとっての500円と、
1万円の株にとっての500円では、株価への影響が大きく違うからです。
それでは、一覧表を見てみましょう。
株価 |
制限値幅 |
100円未満 |
上下30円 |
200円未満 |
上下50円 |
500円未満 |
上下80円 |
1.000円未満 |
上下100円 |
1.500円未満 |
上下200円 |
2.000円未満 |
上下300円 |
3.000円未満 |
上下400円 |
5.000円未満 |
上下500円 |
10.000円未満 |
上下1.000円 |
20.000円未満 |
上下2.000円 |
株価100円未満の制限値幅は、上下30円。
【例】前日終値が90円の株の場合、上限は+30円の120円
下限は−30円の60円となります。
この例題の、上限の値段120円まで株価が上がる事を、ストップ高。
逆に下限の60円まで値段が下がる事を、ストップ安と言います。
指値で注文を出す場合も、この制限値幅を超えた注文は出せませんので、
この値幅も頭の片隅に入れておきましょう。
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